2015.07.03
足かけ2年になるフィリピンでの裁判の相手側に、今日、督促とも言える照会文章を送付しました。
事件は、15年前のマニラ市内のコンドミニアム(マンション)売買に伴う詐欺事件で、被害額500万円というものです。
フィリピン人容疑者に対して内容証明郵便を送付したものの、事情説明どころか応答が一切無いため、日本人被害者はマニラの
検事局で刑事告訴に踏み切りました。
マニラの検事局で行われた取り調べにも容疑者は出頭せず、二度に渡る出頭命令にも従わなかったため、裁判所への起訴となり
現在マニラ地方裁判所第10支部において係争中となっています。
容疑者は不出頭のため逮捕状を裁判所より執行されましたが、本人が国外へ出国中のため拘束することが出来ず、事件保留中
となっているものです。
逮捕状が出たことにより、事件が容疑者の家族・親族の知るところとなり、妹より被害金の返済申し出があり、和解手続きに
入ることになりました。
現在、返済金の受領・日本への送金方法の打合せや、最終宣誓供述書・和解同意書の作成を現地弁護士に依頼しているところです。
今日やったこと
今日は、諸手続を被害者がフィリピンに出向いて行うため、スケジュール調整のために相手側へ諸手続をいつ行うか、回答
して欲しいと照会する手紙を送りました。
行政書士の渉外業務
この事件のようにフィリピンでの裁判支援(弁護士・通訳・代理人の紹介、書類の翻訳、連絡調整)等、スムースに問題解決するための
お手伝いを飛島高橋総合事務所は行います。
2023.05.23
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